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ブログリレー ~特別養護老人ホーム藤花・荻川~

2020.10.08

法人本部

特別養護老人ホーム藤花・荻川の施設長をしております佐藤と申します。
日々の生活、仕事、学業、人間関係、新型コロナウイルス感染症に対する不安…ストレスを抱えながら生活されていると思います。
ストレスがたまると、ちょっとしたことが気になり、愚痴を言ってしまうということはありませんか?愚痴だとは思っていないのだけれど、

他者のことを批判しているようなことはありませんか?

愚痴は自分自身にとてもマイナスなものです。
今回は愚痴を自分でなくしていくことに焦点をあて、考えてみました。

 

 

 

愚痴のデメリット
自分のネガティブな考えを増幅する
言語化して伝えることで、自分自身の考えを悪い方に整理してしまい、強い思いに変わってしまいます。

 

 

周囲との関係、周囲の雰囲気を悪くしてしまう
聴いている誰かは、必ず嫌に思っています。聞いてくれた人からのあなたの印象は悪くなってしまいます。
同調している人も仕方なく頷いている、話を合わせているはずです。一方的に聞いている(聞かされている)方たちの立場になれば、

どのような気持ちになるのか、周囲がどのような雰囲気になるのか理解できるのではないでしょうか。

 

 

自分の成長を邪魔する
何か(誰か)のせいにしていることで自分の課題を解決できません。

また、自分の行っていることに自信がないときには、他者のことを悪く言うことで自分を正当化してしまうこともあります。

 

 

 

愚痴をなくす方法
自分の考えを整理する
ノートに書いてみましょう。ノートの半分に愚痴をそのまま、感じたままを書きましょう。ノートのもう半分に、それをどうすれば解決できるか、愚痴の原因となった相手と自分の関係をどうすれば理想の姿に持っていけるかを書いてみましょう。

 

 

悪口ではなく相談する
整理した情報をもとに、どこに(誰に)、事実をどのように伝えるかを大切にして相談しましょう。

 

 

 

最後に
愚痴を言えば自分はすっきりするかもしれませんが、愚痴の原因となっている事実は解決しません。分かっていてもつい言ってしまうのが愚痴だと思います。自分自身に『愚痴は言わない』と言い聞かせ、冷静に自分の感情と事実を整理できれば、気になることが解決に向けて動き出します。
私たちの法人、施設内でも、たくさんの人がいて考え方も多種多様です。愚痴ではなく『課題解決に向けた話し合い』を増やして行きたいものです。
読んでくださった皆さんも、暮らしが少し楽になったら嬉しいです。