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ブログリレー ~藤の木の里~

2023.04.04

法人本部

~マスク着用ルールの変更について~

 

今月のブログを担当します藤の木の里の吉澤です。

 

厚生労働省より3月13日にマスク着用のルールの見直しが通達されました。2週間経ちましたが私たちの生活はあまり変化が無いような印象です。現状でマスクのルールが変わったからと言っても『感染したら迷惑かかるし…』などと考えてしまいますよね。

令和5年5月には新型コロナウイルスは5類相当に変更される予定ですが、5類になったからと言ってコロナウイルスがなくなるわけではありません。マスクの着用については様々な情報が飛び交っていますが、3年間のコロナ対応経験から改めてマスクによる感染対策の情報をまとめてみたいと思います。

さて、サージカルマスクは感染者が着用する事で【飛沫感染】をさせない効果が一定程度あると考えます。しかし屋内などの密閉された空間においては、マスクの隙間から漏れ出た呼気に含まれるウイルスが室内に充満する事で【空気感染】させてしまう可能性があると考えています。マスクをする事で飛沫を吸い込まないという効果はあると思いますが、室内に漂うウイルスを遮断し感染を予防するという効果は低いと考えます。サージカルマスクより予防効果の高いN95マスクを着用してもマスクと顔の間に隙間ができてしまうと【空気感染】を100%防ぐことは難しいでしょう。いずれにしても着用しないより着用したほうがウイルスを吸い込む量は減りますので全く効果が無いとは言えないと思います。

マスク着用以外の対策として自己免疫を高め、多少のウイルスが入っても感染が成立しない体を作る事も大切です。

最後に今後のコロナウイルスへの対応はどうなるのかを考えてみます。

新型コロナウイルスは変異を繰り返しながら感染力は高いものの弱毒化したウイルスが流行しています。今後、強毒化したウイルスに変異したときには、社会に与える影響を考えながら感染対策も変化していくものだと考えています。

私たちのように重症化のリスクが高い高齢者と接する職種については、今後も充分な対策を行っていき、社会が再び活気を取り戻し、笑顔があふれる毎日を送れるよう願っています。